最近は、日本でもハロウィンやイースターなど欧米の行事ごとが多く行われるようになりましたね。毎月なにかしらのイベントがあるアメリカ。
1月のNew Yearに始まり、2月のバレンタインデーが終われば、次はイースター?いいえ、その前に3月には1日だけ緑色になる日があります。
それは、毎年3月17日にお祝いされる St. Patrick’s Day (セントパトリックスデー) です。今回は、St. Patrick’s Day についてお話したいと思います。
アメリカでは、祝日ではありませんが、アイルランド系の移民が多い地域では、緑の洋服やシャムロックの葉を身に着け、パレードやいろいろな催し物が開催されます。St. Patrick’s Day は、アイルランドにキリスト教を広めた、聖人 「聖パトリック」の命日だそうです。アイルランドでは、祝日としてお祝いされています。
ではなぜ、緑を身に着けるのでしょうか?それは、St. Patrick がアイルランドの人々にキリスト教を伝える際に、シャムロックという三つ葉のクローバー☘️を用いたことがきっかけだそうです。
St. Patrick’s Day でもっとも有名なのは、シカゴのシカゴ川がエメラルドグリーンに染められる光景でしょうか。
川の色が1日で一気に緑色に変わってしまってちょっとビックリですね。
また小学校では、3月17日に登校する日は、緑色のものを身に着けて学校に来てねとお知らせが来ます。
子供たちが学校で聞いてきた話では、緑色のものを身に着けていないと、Leprechaun (レプレカンˈlep.rə.kɑːn)という妖精がつねってくる(Pinch)!!というのです。
このLeprechaun 、妖精といっても、ティンカーベルみたいなかわいい妖精ではなく、緑色の服を着て、ひげを生やした小さなおじさんです(笑)。「ハリーポッターと炎のゴブレット」の映画で、クィディッチのアイルランドのマスコットとして登場します。
ただ、このおじさん。動きがとっても素早くて捕まえることができません。。。そこで、Leprechaun が大好きな虹と金貨を置いて、Trap(罠)を仕掛けます。Elementary School では、この罠を作ってくるという工作が宿題にでたりしますよ。
“ How to Catch a Leprechaun (レプレカンのつかまえかた)”という絵本を紹介します☘️
Leprechaunはとってもいたずら好き。あちこちでトラブルを起こします。彼を追って色んなお家に行くとLeprechaunを捕まえようと色んな罠がしかけてあります。けれど、彼はとってもすばやいので、捕まえることができません💦ある日、一人の優秀な子供が完璧な罠をデザインしたそうなんです…
今回、私はキットを購入して罠を作ってみました。Leprechaunを捕まえることができたら、金貨を落としていってくれたり、幸福がやってくるといわれています。
さてさて、Leprechaunは罠にかかっているのかな??
from Chiaki先生